2013-06-10

bar inazo#2


[photo taken by Akira Yamazaki]


潔く散る桜花をみて僕は少しキュンとなった

儚く美しいと

僕はロボットだけど涙が溢れたんだ

友人ときたら花弁ひとつ僕の頭のうえにのっけて

「ドロンキー?甘くって口のなかでふわっととける

 こっちの桜が私は好きよ」

なんて言いながら 

桜の和三盆を口に含み目をぱちくりさせて喜んでいる

友人の情緒はどうやら胃袋で感じるらしい

新渡戸稲造の言葉も友人は胃袋で解釈するのだろうか?


 わが桜木は、その美の下に刃も毒も隠しておらず、
自然が呼ぶ時にいつでも生を捨てる準備ができている。
その色は華美ではなく、その香りは淡く、人を飽きさせない。
色彩と形状の美しさは、外観に限られる。
 
*reference 新渡戸稲造「武士道」 

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 Hi,I'm dronkie :D

札幌巡回展「こんなんでましたよ!」リサイクル職人/木村ショージ

最後の会場となる「bar inazo」のご紹介2かいめだね

一回目のご紹介はhere▽
http://konnandemashita.blogspot.jp/2013/06/bar-inazo-1.html 

さっそくご案内はじめるよ!


僕ね。

inazoに行くと僕専用の場所があるんだ。上の写真みてよ!

新渡戸稲造の書籍の横が僕の特等席さ。

ここから音楽を聴いて、たまにdanceしたりね。

bar inazoに訪れるお客様の楽しそうな様子と

それからね オーナー山崎明氏のcoolな雰囲気をそっと眺めてるんだ。

 最後の会場となるbar inazoは今年の7月で10周年をむかえるそうです。

inazoというお店の名前は新渡戸稲造にちなんで。

新渡戸稲造は札幌にもゆかりの深い人物ですね。

そうそう五千円札のあのかたです。

新渡戸稲造の著書「武士道」ときけばおかりになるでしょうか?

1898年新渡戸稲造がアメリカに滞在中英文で執筆したものが1900年

フィラデルフィアで刊行されました。現在和文で私達が手にとっている本は

明治期に逆輸入され翻訳されたもの。

内容は山崎氏にうかがったほうがとてもわかりやすく、

楽しいお話なんかも交えながら教えてくれます。

19世紀の哲学や科学的思想を用いながら島国の四季の移り変わり、

その土壌で育まれた日本人の精神などを世界に紹介した本。

その新渡戸稲造に感銘を受けた山崎氏はお店の名前にinazoとつけたのです。

お店に訪れたらディスプレーされているものをご覧になってみると

楽しいかもしれませんよ。桜の絵がそっと飾られていたり。

刀なんかもさりげなくさりげなく置いてあったり。

そして山崎氏が何故、新渡戸稲造に辿り着いたのかお話をきいてみてください。

山崎氏が音楽を愛するルーツがわかるはずです。

(DJをされてレジェンドと呼ばれている話はまたのお話、お愉しみに。)

 [photo taken by ”A” ]


お店の名前を大事にされている山崎氏の空間で巡回展最後となるショージ氏の作品。

どんなふうに調和されどんなふうに融合していくか

そちらも見所となりそうですね。


 art work/木村ショージ



 ■2013年6月25日(火)~7月2日(火)

 
「bar inazo」
 
060-0053
北海道札幌市中央区南三条東1丁目3
011-219-2348 
 

web site here▽
  bar inazo 
 
*open closeはお店に準じた時間となります
月~土 20:00 - 03:00
日曜日はclose

アクセス
東西線 バスセンター駅3番出口より徒歩5分
東西線 大通駅より徒歩5分
  map here▽
 http://goo.gl/maps/qdQ7r 



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僕ねえ
WODDY FUNKが
とても大好きさ!

 club ghetto23周年おめでとうございます
 reference▽