札幌巡回展「こんなんでましたけど！」日誌: bar inazo 山崎氏の粋とショージ氏の笑み

[photo taken by　Akira Yamazaki]

風待月のおわり

約束はbarの古い椅子のところで

闇夜を照らす月の吐息と

約束はbarの古い椅子のところで

ひとたびの言葉と

*であい　さいかい
bar inazo

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この日僕は言葉をうまく繋げられないもどかしさに

そのもどかしさに興奮して泣いていたんだ。

「ドロンキーの目から溢れた涙が言葉だよ。それでいいの、それで」
　
そんなふうに友人は言うけれど。

またね、ありがとう、ありがとう、またね。

そんな言葉の中身には出会ったことへの喜びや

再会の予感への憧れや

背中を見送る切なさや　見送られる寂しさも詰まってるんだ。

ショージ氏　札幌最後の夜

bar inazo

inazoでの作品展は音楽に彩られ

inazoに訪れるお客様の陽気な笑顔で飾られております

ショージ氏の在中２日間も沢山の笑顔とそれぞれの物語りで

大きな物語としてinazoにショージ氏の内側に刻まれ紡がれました

そうそう、料理人のすてきなかたにも、

それからsoulをこよなく愛するかたにも出会いましたね

オーナー山崎氏の気を使わせない所作で

作品もおどけていました

そして舞踏　高橋理通子さんとの再会と

理通子さん、ショージ氏、山崎氏との出会い

出会いや再会　そしてこれから再び会える予感はinazoの空間を創られた

山崎氏の心の粋がそうさせてくれたように思えます

ショージ氏もここで様々なインスピレーションを受けたと言っておりました

これからの作品が楽しみです

そして最後の夜、山崎氏の粋なはからい！

ショージ氏が札幌に来たら、どうしても食べたいと言っていた

「味噌バターらーめん」をふるまいました

ビールで乾杯　餃子をつまみ

おいしい　おいしいと一生懸命食べるショージ氏